葉物の管理の難しさは,収穫の時期が短いため一斉に収穫しないと,とう立ちしたり虫さん達の餌食になるところにあります。
時間差栽培は露地栽培においては,温度管理ができないので,いまの火星農園の実力では不可能です。
という事で,今年はレタスをお腹いっぱい食べたし,小松菜もお腹いっぱい食べました。

その小松菜のお話です。

小松菜は,種を蒔いてからほぼ30日後から収穫が始まり,40日までには全て収穫が終わります。
短期決戦型の野菜ですね。
一夜漬けの試験勉強みたいな性格の野菜です。
一夜漬けの勉強はほとんど身になりませんが,小松菜は違うようです。

小松菜の傾向と対策・・・実践
  1. 傾向
  2. ビタミンA,ビタミンC,ビタミンE,カルシウムを多く含んでる野菜。
  3. 対策
  4. 小松菜は灰汁がでないため生でも食べれます・・・ここが最重要ポイントですね。
    ジャガイモ等に含まれるビタミンCと違って,ホウレンソウや小松菜に含まれるビタミンCは熱に弱い。
    あく抜きしないと食べれないホウレンソウより,小松菜の方がビタミンCを破壊しないまま食べれるってことです。
    そして,ビタミンCの残有率については次の不等式が成り立ちます。
    生食>軽く炒める>軽く湯通しする (但し,軽く・・・火が通らない程度)
  5. 実践
  6. 上記傾向と対策を基に,一部実践してみた小松菜定食をご紹介いたします。
    小松菜定食
    ①軽く茹でた小松菜にシーチキンをのせる。
    ②茹でたジャガイモと粗挽きソーセージと小松菜を炒める。
    (小松菜は生を炒めます・・・最後に投入しさっと炒めるのがコツ)
    ③普通の白米(普通じゃない白米って何?って聞かれても答えられませんけど)。
    ④インスタント味噌汁に生小松菜をトッピング。
    お留守番の僕の昼食シリーズ 小松菜版。
    とでも言いましょうか。
    今回は,収穫した時点で,一部を除いて軽く茹で(本当にさっとです)冷蔵庫に保管しました。
    あっという間に大きくなり,保管するスペースを考えると,こうせざるを得ませんでした。


小松菜は免疫力を高めるとっても健康に良い食べ物なのです。
何と言っても美味しいのです。
ただ旬はやっぱり冬でしょうね。
何としても,年2回の2期作に挑戦しようと思っています。