P5053776
烏賊の一夜干し・・・だダダダだ~い好きです。
マヨネーズと七味がgoodよ。

烏賊の一夜干しとの出会いは,約1週間の予定で岩木山の麓の滝渕に行った帰りに出逢いました。

まだまだ,青森は雪がたっぷりあると予想される2月。
出発は日曜日の少し早目の12時に。
それでも,夕方にはつくだろうと甘く見ていたんです。
そして出発。
車の燃料を何時ものGSで補給しながら・・・・
「おい柴田。あれ石油じゃねーか」
「そうですね。まさしく石油です」
「落ち着いてる場合じゃねーだろう。この車はガソリン車なんだぜ」
ということで慌てふためきながら,車を降りて給油中のアンチャンに。
「これガソリン車だぜ。石油入れてどうしようってんだ」
「エ?エエエエ!」
「エ?ってさ。こっちが言いたいよ」
「何とかしろよ。これから鰺ヶ沢まで行かないといけないんだぜ」
ということで責任者が出てきて,燃料を抜く作業開始。
待つこと1時間以上。
燃料を抜く作業を終えた責任者が。
「申し訳ありませんでした。すべて抜いてガソリン入れ直したので問題ないと思います。
何かあったらすぐ来てください」
「あのね。何かあったらってさ。俺達さ,これから青森の鰺ヶ沢に行くんだぜ。何かあったらって途中でトラブっても,戻ってこれるわけないんだよね」
「ハ~。申し訳ありません」
「柴田も何か言ってやれよ」
「鰺ヶ沢って知らない?鰺ヶ沢のアジってアジフライの鯵と書くんです」
「ハ~!」
波乱万丈の出だしとなったのです。
途中ドバドバと大雪が降る中,鰺ヶ沢の民宿に到着したのが22時過ぎ。
いや~疲れました。
翌日から装置の調整なんだけど。
工事担当者が装置のセッティング一部間に合わなかったみたいで。
「伝送装置だけがセッティングできませんでした。
調整しながらセッティングお願いします。
電源周りを含めて他はすべて終わっていますので盤に設置して電源を接続するだけです」
と言う伝言と共に民宿に伝送装置が置かれているじゃありませんか。
「なに~!!。そこまだやったんだったら,最後までやれよ。中途半端な仕事しやがって」
兎に角就寝。
翌日。
ま~仕方ないのでセッティングをするために,腰まで埋まる雪の中を移動。
セッティング開始。
早速トラブル発生。
その後もいろんなハプニングに見舞われ,社内と連絡を取るべく携帯を取り出して見れば。
「圏外」
山の中では連絡を取るすべもなく。
「おい。柴田。おまえ電波の入るところまで行って,会社に電話して工事担当者と話してこい。
俺は伝送装置が壊れてないかチェックしてるから」
「すみません。僕雪の中運転したことないんです」
「ハ~?全くしたことないの?」
「そうです。全くしたことありません」
「フ~出発する前に言ってくれよ」

散々な一週間。
そして,あっという間の一週間後の日曜日の午後・・・帰宅。
「日本海見ながら,のんびり帰るベ~。いいかい柴田」
「はい。運転手は僕ではありませんから。ご随意に」
「フ~」
海沿いの鰺ヶ沢の海沿いの国道を走ってると,
国道に沿って海側にいろんなお店が並んでいて,
妙な物がブラブラとたくさんぶら下がっているんです。
「多分烏賊だ」
お店の中からは薄青く棚引く煙。
近くに車を止めてみると,匂いが車の中まで。
「クンクン?クンクン・・・オオオ烏賊だ。寄って行くぞ柴田」
お店に入ると,そこは焼いた烏賊の香ばしいにおいが充満していました。
烏賊の一夜干しなんだそうです。
焼いた一夜干しを切って皿に盛り付け,
その脇にマヨネーズをニュルニュルとタップリ絞りだし,
さらにその上に七味を惜し気もなく振り掛けるオバチャン。
「烏賊をこれにたっぷりつけて食べるとウメーんだ。食べて見な」
山の様に盛り上がったマヨネーズ。
岩木山の雪が赤かったらこんな風に見えるだろうなと思えるぐらいに掛かった七味。
それにオソルオソル一切れつけて。
「パクリ・・・ウメ~。柴田食ってみろうめーぞ」
「ウメーべ。もっと食っていいぞ」
「いただきます」
殆ど一匹,味見をさせてもらっって。
「ウメ~。最高にうめ~」
タップリ仕入れて。
タップリし試食させてくれたおばちゃんに。
「ありがとう」
いざ出発。
(走行距離約1100㌔)
波乱万丈の出張は,烏賊の一夜干しで締めくくられ,帰宅後の美味しいひと時は,明日への活力の源となったのでした。
今は,量販店でも結構安く購入できます。
P5053775
ビールもいいけど,日本酒もあいます。